例年、この時期は大人でも体調管理が難しくなります。当然、子どもたちはより大変な体調管理を要求される事になります。そんな大変な時期に、子どもたちは今年度の一番大きな大会を迎える事になり、寒い体育館の中頑張って練習しています。(^-^)
私は、毎年日本一良いチームを作り、日本一良い選手を育てようという目標を立てます。これは、大会結果などではなく、もっと大きな観点から立てている目標です。私は、常々子どもたちに「日々、良い事を積み重ねていこう」、「日々、自分自身に小さな変化を起こすようにしよう」と伝えています。そして、成功への失敗を積み重ねようとも伝えています。しかし、心も体も発達途中の子どもたちは失敗を恐れて、ネガティブな失敗をしてしまう事が多々あります。この時に大事な事は、物事への取り組み方や考え方を切り替えるという事だと思います。今の状態では打ち破れない壁も、取り組み方や心構えをよりポジティブに変えていくと、何かのきっかけがつかめるものです。例えば、いつもよりも大きな声を出してみる、いつもやらないプレーに取り組んで見る等、変化を起こす事なら何でもいいと思います。何か事を成す時には、やってみる事でしか物事は始まりません。これは、コート上のプレーだけに限らず、日々の生活の中で何かを行う事でも構わないと思います。
まだまだ成長過程の子どもたちにとって、ネガティブな気持ちを切り替える事は容易なことではありません。しかし、困難な現実に向き合い、真剣にその困難に取り組み続けるとその過程で本人が気がつかないうちに自信の源となる経験値がレベルアップする事になると私は考えています。これは、他者が介在しすぎるとそのレベルアップに時間がかかりすぎる事になると思います。しかしながら、学ぶ事にかけては子どもたちは皆天分の才を備えています。きっと、私たち大人が見守り続ける事によって、子どもたちは日々成長していけると思います。少しでも、子どもたちの成長を手助け出来るように、私自身も努力精進を怠らないようにしたいと思います。(^-^)