一年で、一番すっきりしない天気が続く季節ですが、子供たちにとっては大きな公式戦始まる大事な時期になります。体調管理も難しい季節ですが、バスケ大好きというエネルギーを大きくして、子供たちと目標に向かって頑張っています。(^◇^)
まだまだ、チームのバスケットスタイルを模索している段階ですが、私はこの時期のチームに対して強く意識しなければいけない事の一つに、「オフェンスは常に積極的にリングに向かい、ディフェンスは積極的にボールを奪う事に集中する」という事を伝えています。それは、高学年も低学年も、来年の3月にはこんなプレイヤーになってほしい、こんなチームになってほしいというイメージを自分の中で作り上げているからです。当然、修正も調整も度々していきますが、暑くなるこの時期までに、この事が弱く意識された状態では、次なるステージへとステップアップするのに時間がかかる状態になってしまいます。
例えば、よくマジックでは「ボールを持ったらリングまで!」という言葉が発せられます。これには、「ボールを持ったプレイヤーは、シュートでリングにボール運べるか、パスでリングまで運べるか、ドリブルでリングまで運べるか判断する」という意味が込められています。この世代のプレイヤーたちに、1on1の力をオフェンスもディフェンスもしっかりつけるようにする為には、高学年だろうと低学年だろうとこの強い意識づけを自らに課すことは成長のための第一段階だと私は考えます。
現代のバスケットボールは、ルールの改正や技術的なレベルの進歩に対応するためにオフェンスにおいてもディフェンスにおいてもどんどん高速化が進んでいると思います。この流れに対応する基盤を、この時期の子供たちに作るためには、私たち指導者が旧来の考えにとらわれることなく、様々な分野の勉強を積極的にしていかなければいけないと思います。身体作りの事一つとっても、傷病予防の事一つとっても、最先端の情報を取り入れて子供たちのためになる勉強をしていかなければ責務が私たち指導者にはあると私は考えます。当然、試行錯誤が続いていく事だとは思いますが、子どもたちの成長する姿を楽しみにし、さらにその笑顔を励みにしてこれからもスタッフ一同頑張っていきます。(^O^)/