早い冬将軍の襲来で、あわただしく本格的な冬支度をするようなこの頃ですが、子どもたちは寒さに負けず元気に目標に向かって頑張っています。(^^)/
 この時期に、最上級生の6年生が高いモチベーションを維持しながらバスケに取り組む姿は例年通りなのですが、男女ともに5年生以下のメンバーのモチベーションが高くなり、チームに大きな影響を与えるようになっています。これは、清里交流会などの遠征で、レギュラーメンバー以外の子どもたちがプレーする時間が多くなったことにも起因していると思います。やはり、ゲームで多くのプレータイムを与えられると、練習だけでは得られない貴重な経験が出来ます。改めて、子どもたちに良い機会をたくさん作る事の大事さを私は痛感する事となりました。
 この事にも関連するのですが、FIBA(国際バスケットボール連盟)やJBA(日本バスケットボール協会)では、U-16以下の世代において年齢別・レベル別に多くのゲーム経験をさせる事が必要だという指針を示しています。私も、この方針には大いに賛成なのですが、現状のチャンピョンシップを目指すトーナメント方式のゲーム方式多い中ではなかなかその思いをかなえる事は出来ません。さらに、ここに強いナショナルチームを作るという強化方針がバスケ界のトップから示されると、私がU-16以下の世代が意識しなければいけないと考えるエディケーショナルスポーツの部分がおざなりになってしまう気がします。高いレベルで、大きな舞台を経験出来るプレイヤーにその道が用意されることに異論はありませんが、セカンドキャリアを意識せずに強化一辺倒という考え方には決して賛同出来ません。
 私が子どもたちに指導していて持つ唯一の願いは、どのカテゴリーのどんなレベルでも思いっきりバスケをしていてほしいというものです。それは、プレー以外の事も含めてです。理想は高すぎるかもしれませんが、頑張る子どもたちの為に自分が出来る事をやり切ってみようと強く思うこの頃です。(^-^)