5月に、私の指導キャリアにおいて最も悲しい出来事が起き、この発信作業の席に着くことが今まで出来ませんでした事お詫びいたします。詳細等は個人情報なので控えさせていただきますが、現代医学を持ってしても治癒できない病と2年以上闘いながらも、大好きなバスケが出来る日を楽しみにわずか9歳のチームメンバーが天国に召されてしまいました。このような状況下だったので、見舞いに行く事もかなわず、お別れの挨拶に行った席で大好きだったバスケグッズに囲まれた遺影を前にしてただただ冥福を祈る事しか出来ませんでした。お悔やみに行った帰路、一緒に行ってくれたスタッフにも話しましたが、私たち指導者はまず預かっている子どもたちを愛する事から始め、純粋な心根に問いかけるコミニュケーションから指導を始めなければいけないと強く強く思いました。今あらためて彼に誓います。マジックは、バスケ大好きな子どもたちをたくさん育て、好きなものに一生懸命向かい合うエネルギーを大きくして、スポーツが人生の成功者になれる事に役立つチームであり続けようと頑張りますと!!


 私が、バスケの指導を通じて出来る事は小さくわずかな事ばかりかもしれません。しかし、バスケットボールいう素晴らしいスポーツは必ず人生を生きていく上で様々な事に気づかせ、自分自身を成長させてくれる様々な指針を事あるごとに示してくれると信じています。どんな事でも、正しく努力していけば良い成果を生むことになります。しかし、それは目標とした結果が出ない事もあるのが人生だと思っています。この禅問答のような難解な道筋を、スポーツは厳しくも必ず希望の光を見せてくれる力を授けてくれます。


 ジュニアスポーツの世界が変化と成長を求められている中、子どもたちの為、バスケ界の為に出来る限りの努力と精進を続ける思いをスタッフと共に強くしています。保護者の皆様の、ご理解とご協力のほど何卒よろしくお願いいします。<(_ _)>