毎年、この時期に子どもたちは急成長します。今年も、梅雨明けからの酷暑を乗り切って練習を重ね、さらに招待大会の遠征を経て子どもたちはたくましく成長しました。(^^)
 宿泊を伴う遠征は、寝食を共にする事により普段の活動よりもコミニィケーションを取る時間が増えます。そして、それはチームとしての一体感がより生まれやすくする効果を生みだします。指導する側としても、普段の生活動作を観察出来る機会に恵まれる事により、子どもたちへの理解度をより上げる事が出来ます。今回の遠征で思った事は、女子も男子も逐一行動規範を示さなくてもしっかりチームとしての行動が出来る子どもたちが多いという事です。これは、普段の生活から自分で考え、自分で判断する事をしているからだと思います。そして、判断に困る事はしっかり相談しに来ていました。これは、コートの中で今何をすべきか、次に何をすべきかを判断する癖を普段の生活からトレーニングしている事にもつながっています。
 そして、もう一点今夏の遠征で感じた事は、アレルギー等のチェックをしながら子どもたちの食事風景を見ていると、バスケットボールと言う激しいスポーツを、この暑い中行うにはきっとエネルギー摂取量fが足りなかったり、栄養バランスが取れていないのではないかと思う場面が多かった事です。運動する為には、それに伴う消費に対して補充する作業(食事)が必要になります。このバランスが取れていないと、人の体は自身の体からそのエネルギーを得ようとします。この収支バランスが、マイナスに働ければ当然体にダメージが蓄積される事になります。一度の食事で取り切れなかったり、食べ切る力が無い場合は捕食(おやつ)として取る形も必要になると思います。おにぎりやチーズ等の乳製品、フルーツなどでも良いと思います。各ご家庭で、それぞれ工夫をしてはいると思いますが、成長期の子どもたちは良い食事環境を整える事で健康でたくましい体を作る事が出来ます。専門的な指導は出来ませんが、各ご家庭で今一度食べる事の重要性を様々な観点から子どもたちに伝えていただけたら幸いです。<(_ _)>