今期のチームは、経験値の浅いメンバーと新規メンバーが多いこともあり、しっかり練習を積んで6月から始まる大会に備えようとスタッフで話し合い、準備を進めて来ました。その為、バスケットボールに必要な体作りと動き作りのベースとなる地道な練習を積む形を取ってきました。そして、この地道な練習を2か月ほど多く取り入れた結果、子どもたちは目に見える変化を私たちに見せてくれるようになりました。様々な考え方はあると思いますが、ゴールデンエイジと呼ばれるこの世代の指導において、運動能力(バランス能力~リズム能力・反応能力~識別能力・定位能力~連結能力~変換能力)を上げる練習をバスケットボールの練習のみではなく、様々な切り口(昔遊び等)からプログラムすることは、子どもたちに好奇心と向上心をもたらすことになり、その精神的な変化がバスケットボールに取り組むためのモチベーションを高めることにつながっていくと私は考えます。バスケットボールに対してのモチベーションが高めれば、ゴールデンエイジの世代の子どもたちは砂に水がしみ込んでいくように、その大きな可能性をさらに広げていってくれると私は確信しています。(^-^)
しかし、私はこの大きな可能性をさらに人としての成長にも結び付けたいと考えています。そうでなくては、子どもたちがスポーツに携わった意味がないと考えるからです。そのベースとなるのは、マナー・モラル・スポーツマンシップを正しく身に着けることです。この三つは、様々な事に付随して表れ、さらに明文化しきれないものです。大事なポイントは、今自分が考えていることや行っている行為が、この三つの事と照らし合わせた時に正しいかどうか自分がどう判断するかです。当然、人としての成長が発達途中の子どもたちはマナー違反やモラルハザードを起こし、失敗や過ちを繰り返して成長していきます。その時に、次なる成長の大事に支えなるのは正義の心と友愛の精神がベースとなったスポーツマンシップだと私は思います。ここに、子どもたちがスポーツに携わることの意義を求めるのは、指導者としてより一人の人間として大事な事だと思います。
バスケットボールというスポーツを通して、少しでもこの大事な事が伝えらえれるようにこれからもスタッフ一同頑張っていきます。(^^)/