目前に迫った公式戦の目標に向かって、子どもたちは6年生を中心に力を集結し頑張っています。(^_^)/  一人一人の小さな力では限界がある事も、良い方向に向かうためにチームのパワーを揃えた時には、その人数の何倍もの力が発揮されて成功へと導かれる事となるのがチームスポーツの素晴らしさだと思います。しかし、この事は裏返せば小さなほころびの結果が大きな代償を払ってしまう事になりかねないとも言えます。人は、自意識の無い中でも様々な過ちや失敗を積み重ねてしまっています。しかし、この過ちや失敗を自分の事として向き合えば、必ず解決の道は用意されていると私は思います。自分への評価を正しく行う事は、自分に都合よく物事の結果を考えがちな人間にとって大変難しい作業だと思います。ましてや、まだまだ人として成長途中の子どもたちが簡単に出来る事でありません。しかし、子どもなりに自分の結果に向き合い「今、何をすべきか!次に何をすべきか」と常に自問自答していくようすると、物事の優先順位が整理されていき。さらに結果を出すための様々な調整能力がついていく事になります。そして、これはヒューマンスキル(人間力)のレベルが上がっていく事につながります。  プレイヤーとしての成長は、身体能力や運動能力に頼ってもある程度の達成は見込まれます。さらに、その競技に必要なテクニックを身につければこれもまたある程度の結果を出すことは出来ます。しかし、それは一定のメンタルティーのレベルが維持出来ればの話です。スポーツは、自分のしたことの結果がすぐに自分自身に突き付けられる為、メンタリティーのレベルを安定させる事は容易ではありませんし、その為に様々なライフスキルが必要になります。それゆえ、私は人としての成長がプレイヤーとして成長に不可欠だと断言します。なぜなら、困難な局面や地道な努力が必要になる場面では、このようなメンタリティーのレベルがいかに高いかで結果が大きく変わってくるからです。  子どもたちに、成長の為の小さな一歩を踏み出させるための助力が私たち指導に関わる者に課せられた義務だと思います。その為には、子どもたちに様々な投げかけをしながら指導していく事と私たち指導者が常により良い指導をという向上心が必要になると思います。