そろそろ冬支度へと、季節は寒さを感じるように移り変わりつつありますが、子どもたちのバスケットボールへの情熱は熱さを増すばかりです。(^^)/
今、子どもたちの指導で難しいと思うのは、交流が制限されている中でどうやって目標に対してのモチベーションを高めていくかという事です。チーム内でのゲームで、それなりの状況設定をしてもなかなか指導者側が望むんでいるモチベーションを保つことは困難な事だと思います。しかし、この事が人としての成長速度を鈍くしている事に気が付く事が最近多くなってきました。個人として、チームとしても目標に対するエネルギーが、人としての成長を促すことは分かっていたのに、子どもたちに対しての手当てが遅くなってしまった事、本当に申し訳なく思っています。しかしながら、”ネバー トゥー レイト”の言葉通り、今出来る事をすべてやり切って子どもたちとチームの成長に対して責任ある動きをししていきたいと思っています。
 今、コート内で活動する人数をなるべく減らすために、チーム練習を分散して行っています。この事は、上級生の良いプレーが見れないというマイナス面がありますが、低学年のメンバーにしっかり目を当てきる事が出来るようになったというプラス面の方が大きいように感じています。今、マジックの低学年メンバーは子供らしく元気なメンバーが多く、動くことが好き、チームのメンバーといる事が楽しいというエネルギーにあふれています。このエネルギーに触れる事で、自分自身が指導の原点に立ち返れる良い機会を与えてくれていると本当に感謝しています。
 マジックは子どもたちとのやり取りを見ていただくために、保護者の方々の見学を自由にしてきました。しかし、現在かかっている制限の為にそれを保護者の方々に我慢していただいている状況が続いてしまっています。しかしながら、この状況下でも私自身は少しでもコミュニケーションを増やしていきたいと思っていますので、様々な機会を作るべくこれから環境を整えていきたいと考えています。どんな小さなことにも誠実に対応することは、指導者としてより、人として大事な事だと思っています。このような姿勢は、マナー・モラル・スポーツマンシップを正しく身につけるというチームの大事な目的につながっていると思います。現在の状況をしっかり受け止め、ここで何を目指すか、ここでチームに示すべきか、人としての誠実さの上に考えるべきだと私は思います。まだまだ、難しい状況は続くかもしれませんが、保護者の方々のご協力とご理解のほど何卒よろしくお願い致します。<(_ _)>