今年度の大会で最も重要視していた鈴木正三杯ウィンタートーナメントにおいて、女子チームがベスト16・男子チームが第三位という優秀な成績を残しました。これも、スタッフ・保護者の方々のご協力と応援の賜物だと思っています。また、大会中はOB・OGやその保護者の方々や交流のあるチームのスタッフや子どもたちとその保護者の方々も多数応援に来ていただき本当に感謝しています。紙面上で失礼とは思いますが、あらためて最大限の謝意を述べたいと思います。<m(__)m>
しかし、今シーズンはまだ終わっていません。3月始めには、男子チームは関東招待大会に出場が決まり、関東地区トップレベルのチームとの対戦が控えています。さらに、3月末には遠征を伴う大きな交流試合が待っています。子どもたちとに良い思い出作りをしてもらう為にも、今シーズが終わるまでしっかり指導していくつもりです。(^-^)
また、この時期はこれまでのたくさんの経験が糧となり、上級生が最も成長出来る時期にもなっています。それは、負けたら終わりというトーナメントの大会から解放されるからではないかと思うからです。勝ち負けに拘り、その目標に向かって一生懸命に取り組む事は尊い経験と財産を与えてくれると思います。しかし、勝ち負けに囚われる状況になると大きな目的を忘れがちになり、プレーそのものが小さくなり、その結果もネガティブな方向にしかいかなくなると思います。その為にも、この時期に、次のカテゴリーの為にもファンファメンタルを見直し、もう一度バスケットボールというスポーツの素晴らしさを確認する事は大事な作業だと思います。さらに、後を継ぐ新チームのメンバーにとってもそのような取り組みをしている上級生はきっとこれからの彼らに良いお手本になると思います。
今、U-16のバスケットボール界はFIBAのルールに則った指導するようにとの大きな動きが起きています。ゾーンディフェンスを禁じ、個人のレベルアップを心がけた指導をするようにとのルール改正もその一環です。このような難しい状況下でチャンピョンシップの大会をどう戦うのか、将来を見据えた指導をどう構築していか大変な難問が私たち指導者には課せられています。しかし、私はこの事をポジティブにとらえて、なり得る最高の自分を目指して努力精進していこうと思っています。<(_ _)>